アメリカで銀行口座を選ぶときに重視した3つのこと
アメリカで銀行口座を開くとき、何を基準に選べばいいのか迷う人は多いと思います。学生時代はBank of Americaを使っていましたが、26歳を過ぎると口座維持費がかかるようになり、解約しました。新しく口座を選ぶにあたって、私が重視したのは次の3点です。
- アメリカの法律(FDIC)でしっかり保護されている銀行であること
- 利子(APY)が高いこと
- 口座維持費が無料 かつ ATMにアクセスしやすいこと
この3点を満たす銀行として、現在はCapital OneとSoFiの2つを使い分けています。それぞれの特徴と感想をまとめました。
Capital One|日常使いに便利、ATMアクセスが最高
Capital One CaféのATM
Capital Oneの最大の特徴は、Capital One Caféという実店舗が各地にあること。私がカフェに行く理由は飲み物を買うためではなく、ATMを使うためです。キャッシュカードを使って現金を引き出すとき、ここのATMが一番便利で安心。口座維持費無料のオンラインバンキングで銀行が管理するATMがあるのは珍しいです。
SoFiは専用ATMがなく、コストコやTargetの中にあるATMを使うことになりますが、現金が入っていないことも多く、あまり実用的ではありません。その点、Capital One Caféは確実に使えるので重宝しています。
Venture Xカードとまとめて管理できる
私はCapital One Venture Xクレジットカードも持っているため、銀行口座とカードをひとつのアプリでまとめて管理できるのも便利なポイントです。カスタマーサービスは電話がつながりやすく、Venture X保有者は専用番号もあるので対応が早いです。
貯蓄口座(360 Performance Savings)の利子も高め
Capital Oneの360 Performance Savings口座は、現在APY 3.30%(2026年3月時点)。残高に関わらず同じ利率が適用され、最低残高の条件や月額手数料もありません。口座維持費ゼロで高利子が得られるのは魅力的です。
デビットカードがMastercardなので海外ATMでは不便な場合も
Capital Oneのデビットカードはかつてはvisaでしたが、今はMastercardになっています。国内利用には問題ありませんが、海外旅行先のATMで現金を引き出そうとすると対応していないことがあります。私の場合、カナダのコストコに行くときくらいしかMastercardの出番はありません。海外旅行が多い人は後述のSoFiと組み合わせるのがおすすめです。
口座開設から75日以内にダイレクトデポジットを$500以上設定すると$300のボーナスがもらえます。
SoFi|高利子+海外対応+投資口座まで全部入り
ダイレクトデポジットで高利子、少額でもOK
SoFiはお給料のダイレクトデポジット(振込)をSavings口座に設定すると、APY 3.30%(2026年3月時点)の高利子が受け取れます。最低振込金額の設定もなく、$100といった少額の振込でもOKなのが便利。ダイレクトデポジットなしの場合は1.00% APYになるので、仕事でお給料をもらっている人はぜひ設定してみてください。
デビットカードがVISAだから海外ATMでも使える
SoFiのデビットカードはVISAなので、海外旅行先のATMでも現金が引き出せます。Capital Oneのデビットカード(Mastercard)では対応していない海外ATMでも使えることが多く、海外旅行時はSoFiのカードを持っていくと安心です。
国内ATMはやや不便・スキミングが心配
SoFiは独自のATMネットワークを持っておらず、国内では提携ATM(コストコ・Target内など)を使うことになります。現金が入っていないことも多く、Capital One Caféと比べると利便性は低いです。また、よくわからない場所のATMはスキミング被害が怖いので、個人的にはあまり積極的に使いたくないというのが本音です。
Roth IRAをここで始めた話
SoFiで口座を開いた一番の理由は、Roth IRAを始めるためでした。きっかけはフィナンシャルインフルエンサーのRich BFFのVivianがポッドキャストで「投資がよくわからない人はRobo Roth IRAから始めなさい」と熱弁していたこと。
最初はSoFiのRobo(ロボアドバイザー)でRoth IRAをスタート。自動で運用してくれるので何も考えなくていいのは楽でしたが、毎年Roth IRAの上限額まで入金するようになると、Roboの手数料がじわじわ積み重なってきました。そこで調べ直して、Self-Directed(自分で個別に投資先を選ぶ)のRoth IRAに切り替えました。Vivianに感謝です。
投資初心者の方には、まずRobo Roth IRAで始めてみるのをおすすめします。書類を提出しないといけないのですが、投資に慣れてきたらSelf-Directedに移行するのがコスト的にも良いと思います。
口座開設だけで$25、ダイレクトデポジットを$1,000以上設定すると最大$300のボーナスがもらえます。
👉 SoFi
※条件・金額は変更になる場合があります。
投資口座・仮想通貨・ローンも一括管理できる
SoFiは銀行口座だけでなく、個人の株式口座や仮想通貨の購入もできます。ひとつのアプリで資産管理ができるのは便利。ただし、ホームローンやパーソナルローンの勧誘メールや手紙が頻繁に届くのは少し鬱陶しいです(全部無視しています)。
カスタマーサービスはチャット対応が早く、困ったことがあればすぐに解決できます。Bank of Americaより対応がずっとよいと感じています。
2つの使い分けまとめ
私の使い方をまとめると、こんな感じです。
- 日常使い・現金引き出し → Capital One(ATMが便利)
- 海外旅行での現金引き出し → SoFi(VISAデビットカードが使える)
- 給与振込・高利子貯蓄 → SoFi(ダイレクトデポジットでAPY 3.30%)
- 投資(Roth IRA) → SoFi(使いやすい)
ちなみにDiscoverもダイレクトデポジットなしで高利子が得られるので、生活費の余剰資金を置いておくのに便利です。使い分けの選択肢としてぜひ検討してみてください。
まとめ
Capital OneとSoFiは、どちらもFDIC保護あり・高利子・手数料なしと、在米日本人の銀行選びの条件を満たしています。
Capital One Caféが近くにある人には、Capital Oneを日常口座として強くおすすめします。ATMへのアクセスがとにかく便利です。
SoFiは投資口座との連携もでき、Roth IRAをこれから始めたい人にも入り口として使いやすいです。FidelityでHSAをやっている方はわかると思いますが、SoFiの方が投資口座の操作感がシンプルで使いやすいと感じています。
2つを組み合わせることで、日常使い・貯蓄・海外旅行・投資をひと通りカバーできます。ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は個人の体験に基づく情報です。金利(APY)は変動するため、最新情報は各銀行の公式サイトでご確認ください。


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