アメリカに来てホットヨガにハマり、気づけば5年。近所にスタジオがあることからCorepowerのメンバーシップを契約し、週2〜3回通い続けていました。ダイエット目的というより、あのスチームサウナのような湿度と温度の高いホットヨガのスタジオが好きで、C2(パワーヨガ)やSculpt(筋トレ系)のクラスに足繁く通っていました。学生時代・無職時代は時間の融通が効いたので、好きな時に気ままに参加できるのが本当に快適でした。
でも、それも今は昔。フルタイムで働くようになり、3回引っ越しを経験し、気持ちにも変化が出てきました。最終的に私が選んだのは、Peloton。バイクを買って4ヶ月が経った今、後悔はまったくありません。その理由を詳しく書いていきます。
なぜCorepowerを辞めたのか
「5年も続いたのになぜ?」と思われるかもしれません。理由は1つではなく、小さな不満がじわじわと積み重なった結果です。
① フルタイム労働でスケジュールが合わなくなった
仕事をしていると参加できるクラスは早朝、夜、休日だけ。1年ほどは週2回を何とかキープしていましたが、正直しんどくなってきました。朝は早起きが苦手なのでNG。夜は “ホットヨガ→夜ご飯→シャワー→就寝” の流れが慌ただしすぎる。休みの日もコストコや歯医者の予定があるのに、さらにヨガでスケジュールを埋めるのが窮屈に感じてきました。
② 3回の引っ越しでスタジオが遠くなった
最初は徒歩圏内、次は車で5分、そして今は車で12分。「まあ近いか」と思いきや、準備・移動・場所取り・帰りの着替えを合わせると1クラスで約2時間が消えます。それがだんだんと心理的な障壁になっていきました。
③ スタジオの清潔感が落ちてきた
2018年に通い始めた頃は特に気になりませんでしたが、コロナ後から雑さが目立つように。ゴミ箱がパンパンだったり、細かいところの管理が行き届いていない場面が増えました。私の最寄りスタジオだけかもしれませんが。
④ 先生のクオリティにムラがある
Corepowerはスタジオ独自のティーチャートレーニングを修了した人だけがインストラクターになることができました。他のスタジオ経験が豊富な先生のクラスは構成がしっかりしていて飽きないのですが、経験の浅い先生だとマニュアルのサンプルフローそのままになりがちで、通い続けると似たような内容の繰り返しに。(最近は確かCorepower以外でも200時間のトレーニングを受けた人なら応募資格があるように変更になったと思います)
⑤ クラスが物足りなくなってきた
ヘッドスタンドはまだできませんが、クロー系ポーズはクリアできるようになり、C2が少し物足りなく感じるように。C3があれば行くのですが、近所のスタジオでは開講しておらず、遠征が必要で結局行けていませんでした。5年も通えばそうもなりますよね。
余談 — 値上げが最後の決め手
コロナ後の激安プロモーションで私と旦那、それぞれ月額約80ドル(一生値上げなし)という破格のプランに入っていました。Redditで安い自慢を見ても、たぶん私たちが最安クラスです。ただ昨年と今年の2回、一方的な値上げの通知が届きました。仮にその値上げ分が先生の待遇改善に使われるなら納得ですが、先生たちのお給料はほぼ最低賃金のまま。家賃高騰や維持費など、値上げをしないといけない背景は理解できますが、大きなチェーンで経営陣だけが潤う仕組みをサポートするのも釈然としないな、と思ったのが最後の決め手になりました。
なぜPelotonを選んだのか
Corepowerの代わりに何かを探すにあたって、条件を整理しました。
- ジムには行きたくない
- 時間に縛られたくない
- 一人だと何をしていいか分からない → ガイドが欲しい
- ストレス発散と体重維持が目的(食事制限はしたくない)
トレッドミルも調べましたが、大学のジムで使ったとき騒音と走り心地が合わなかった。ウォーキングパッドも考えましたが、「外を歩けばいいか」という結論に。そこで浮かんだのがPelotonでした。アメリカ人の友人2人と職場の上司が使っていて、全員が「めちゃくちゃいい」と口を揃えて言うので気になってはいました。
アドバイスで全員が言ったのは「買うなら中古でもいいが、Bike+(バイクプラス)一択」ということ。結果、Facebook Marketplaceで稼働時間50時間以下のBike+を500ドルで入手。新品は1,445ドルなので半額以下です。もう少し粘れば450ドルでも見つかったかもしれませんが、早く動き出せたのでよしとしています。
Peloton Bike+についてはこちらで詳しくまとめています。
コスト比較:CorepowerとPeloton
| 項目 | Corepower Yoga | Peloton Bike+ |
|---|---|---|
| 初期費用 | なし | 中古Bike+ $500(+専用シューズ約$120) |
| 月額料金 | $90〜 (今加入すると$160~) | $50 |
| 年間コスト(月額ベース) | $1000〜 | $600(サブスクのみ) |
| 交通費・駐車場 | 車の場合 往復のガソリン代が発生 駐車場は無料 | なし |
| 所要時間(移動含む) | 約2時間/回 | クラスの時間のみ |
Peloton 正直レビュー
よかったこと
- 家でいつでもできる。準備は着替えだけでOK。置き場所さえあれば最強
- クラスの種類が豊富。5分〜60分、低心拍数でやさしいローインパクトからHIITまで、音楽テーマ別クラスまで揃っている
- クオリティが均一で高い。Corepower時代の悩みだった先生のムラがなく、どのクラスも構成がしっかりしている
- クラス数が事実上無限。毎日ライブ配信+膨大なオンデマンドライブラリがある
- バイク以外も使える。筋トレ・ヨガ・ランニングのクラスも充実。スマホアプリからも利用できる
- 初心者にやさしいUI。クラスの難易度・使う筋肉の部位を事前にアプリでチェックできる
気になったこと
- 中古購入は保証なし。新品は高すぎるのでFacebook Marketplaceが現実的だが、故障リスクは自己責任
- アクティベーションフィーが約$100かかる。PelotonはシリアルナンバーでバイクごとにIDが管理されており、車の走行距離のようにクラス参加回数や使用履歴が記録されている。中古で購入した場合、そのバイクを自分名義に登録する手続きとして一度だけ支払いが必要になる
- 専用シューズが高い。ただ高品質なサイクリングシューズはどのみち高いことを知り購入。横幅広めの足の人は1サイズアップ推奨。返品の手間を考えるとできれば試着した方がいいです。
- 設置スペースが必要。余裕のある配置ができる場所を事前に確保すること。狭いとやらなくなる。
- 月額$50は安くはない。家族でシェアできればお得だが、今は私一人しか使っていないのでもったいなさを感じることも。
- 修理費用が発生することも。前輪から異音がしてパーツ交換が必要になり、部品代約$40かかった。どうやら消耗品なので定期的な部品交換が必要です。
- スタジオと違い誘惑がある。スマホをつい見てしまったり、途中でサボったり。これは意志の問題です٩( ᐛ )و
補足:クラスの言語と音楽について
クラスは基本的にすべて英語で、スペイン語とドイツ語もごく一部あるようです。インストラクターの世間話や細かいニュアンスは英語がわからないと聞き取りにくい部分もありますが、クラス自体は画面に表示される負荷や漕ぐ速度の数字を見て動けばついていけます。英語力不問で使えるのは意外と大きなポイントかもしれません。なお、音楽も基本的に洋楽です。
Pelotonを導入して生活がこう変わった
① 夕飯の食べすぎがなくなり、睡眠の質が上がった
夜ご飯の前に運動を入れることで、ドカ食いが自然と減りました。体を動かした後はお腹が落ち着いた状態でご飯を食べられるのか、よく眠れるようになりました。最高!
② 筋トレへの興味が芽生えた
バイクを買ったつもりが、アプリの筋トレクラスも気になり始めました。YouTubeだと難易度や鍛える筋肉の部位がわかりにくかったのですが、Pelotonのアプリは事前に全部チェックできるので、初心者でも取り組みやすかったです。
③ ランニングを始めた
体力がないと旅行中に風邪をひいて困ると思い、Pelotonの8週間ランニングプログラムに挑戦。最初はほぼ歩きにちょっとだけ走りを加える程度でしたが、今では3〜5kmを問題なく走れるようになりました。これは純粋に嬉しい変化です。
④ 部屋の掃除が習慣になった
ヨガをするにあたって床が汚いのが嫌で、ワークアウト前に強制的に掃除するようになりました。運動が生活全体の底上げに繋がっています。
まとめ:Peloton Bike+ 買って正解でした
Peloton Bike+を買って4ヶ月、後悔はまったくありません。ヨガで難しいポーズができるようになる喜びと同じように、Pelotonではクラスの負荷を上げたり、完走できるクラスの種類が増えたりと「成長している実感」が楽しさに繋がっています。
最近はアプリの筋トレ・ヨガ・ランニングもフル活用して、月額$50の元をしっかり取りにいってます。ジムには行きたくないけど健康に気を使いたい方、特に忙しくて時間の融通が効かない方には自信を持っておすすめできます。
CorePowerでたまにFree weekやっているのでその時はまたスタジオに行こうかなと思っています!


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